石川県立工業高等学校訪問
「県工」こと、石川県立工業高等学校を訪問しました。
県工は、全日制が機械システム科、電気科、電子情報科、材料化学科、工芸科、テキスタイル工学科、デザイン科の7学科構成で、定時制は平成18年に募集停止をしており、現在4年生のみが在学しています。
工芸科は、県内の高等学校における工芸教育の専門なコースであり、制度教育として最も若い層に教育を行っています。そこで、本事業の参考にと、どのようなカリキュラムで教育がなされているのかを伺いに行きました。
県内の高校で工芸教育の専門コースを擁する高校には、ほかに輪島実業高等学校(輪実)がありますが、来年度から輪島高等学校と合併し、総合科化されますので、高校レベルでの専門的な工芸教育は県工が最後の砦となります。
工芸科長の鶴野俊哉先生に丁寧にご説明いただき、さらに各教室を案内していただきました。教室で作品に向っている生徒の姿を見て、とても羨ましく感じました。
1887年に創立された前身・金沢工業学校から続く歴史、素晴らしい講師陣と設備、生徒は豊かな教育環境のなかでじっくりと制作活動ができます。現在の工芸科だけでも25年の歴史があり、卒業生は1000人を数えます。
また県工は古くから東京藝大とのつながりが深く、構内のあちこちにある作品や胸像からその一端を垣間見ることができます。
写真は初代校長・納富介次郎(のうとみかいじろう)先生の胸像です。納富先生はその業績から「工芸教育の父」と呼んでも差し支えないでしょう。
関係者のみなさま、訪問する機会を設けてくださり、ありがとうございました。
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